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事例13

不動産会社を通して300坪の土地(農地)を買った。
農地なので仮登記となりしばらくそのまま
使用せずに10年以上放置していた。

ある日,土地を見に行ったところ、誰かが草刈をしていたので
ここは自分の土地だということを言うと
「ここは私の土地で固定資産税も払っている」との
返答が…。

まさかと思い、登記の記録を調べると、間違いなく売買している記載があったが

農地のため、所有権移転ではなく 条件付き所有権移転となっていた。

このことを専門家に
聞いたところ…。

農地はそのままでは自分の物にならない、所有権の移転を最後までやっておくべき」との返答が…。

ならば売買代金も支払っているので早速元の所有者のところにいってその旨説明したが当時の売主は既に亡くなっていて、いまは新相続人が使用管理していた。

今まで掛かった税金と新たに所有権移転の登記費用
さらに相続人に対する礼金など
支払うことを確約し,どうにか了承してもらうことに。

改めて農地の売買の難しさを実感させられた案件。

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