カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/07/03 10:00
庭づくりが中途半端で土のままになっていると、雑草がどんどん伸びて手入れが億劫になってしまいます。
雨の日にはぬかるみ、晴れた日には土埃が舞って、玄関周りはもちろん、住宅の外壁も汚れます。
芝生が綺麗に敷かれた彩りのある庭に憧れる人は多いと思いますが、家族のライフスタイルに
合わせて考えることが大切です。
●「花木に彩られた庭」は続かない
マイホームの庭といえば、「花と緑に囲まれたおしゃれな空間」と考える人も多いようです。
庭付き一戸建てで暮らすのがはじめてという人も多いと思います。庭に花木を植えたり、
芝生を張ったりする前に、誰がどのくらいの頻度で手入れできるか、家族でよく話し合ってから
庭のデザインを決めましょう。
ガーデニングが好きで、庭の手入れが苦にならない、楽しめる人にとっては花と緑のある
生活が癒しになると思います。家族の中にガーデニング好きが一人もいないようであれば、
芝生や花木はなるべく避けた方が良いでしょう。
芝生といえば、キレイに生えそろった状態を思い浮かべますが、自然にそうなるわけではありません。
張ってからキレイに生えそろうまで、まめに水やりをして、伸びてきたら草刈りをして、
雑草が生えてきたら草むしりをして...と1年中手間がかかります。庭に植物が多くなるほど
害虫も多くなります。
花壇を作ったり、プランターを並べたりして草花を植えても、花の咲き時期に応じて
植え替えをしなければなりません。キレイに咲かせるための土づくりも大切です。
シンボルツリーを選ぶ際も、隣家への配慮を忘れないようにしましょう。落ち葉が気になるものや
枝がどんどん伸びていくものは、境界線を越えて迷惑をかけてしまうことがあるので
植える場所をよく考えましょう。シンボルツリーの根が配管を傷めたり、台風や強風で
枝が折れたり倒れたりする危険性もあります。
常葉樹は葉が落ちないわけではなく、1年を通してずっと落ち葉があるものなので、掃除の
手間は増えます。また、ずっと日陰をつくってしまうので、冬は寒々しい印象になることが多いのです。
知識がないまま花と緑を庭に取り入れて手入れを怠ると、荒れ放題になってしまいます。
庭で植物を育てるには、1年を通して時間や気持ちにゆとりが必要なのかもしれませんね。
庭仕事が苦手で、休日を庭の手入れに使いたくないという人は、花と緑がなくても
おしゃれな外構を考えましょう。
土のままになっているところには、防草シート砕石を敷く方法もあります。砕石とは機械で
砕いた石のことで、踏んでいくうちに固まっていくので、雨でぬかるむことを防いでくれます。
庭を作る際、水はけのことを考えずに芝生や花木を植えてしまうと、育ちが悪いことはもちろん、
住宅にもよいことはありません。田んぼだったところが分譲地として整備されていたり、道路より
低い土地だったりすると、水はけが悪い場合があります。庭を作る前に、雨の日に水たまりができたり、
土がぬかるんだりしないかどうか、確認しておきましょう。
●水浸しにならないように事前に対策を講じる
引っ越し後、はじめての台風や集中豪雨の後に庭が水浸しになってしまった......という話を
聞くことがあります。そうならないためにも、事前に確認して対策を講じておくと安心です。
足元がぬかるむ程度であれば良いのですが、プールのように水が溜まってしまうような庭は、
何らかの対策が必要です。例をあげておきましょう。
・勾配をつけて水路をつくる
これが一番有効な方法です。高い費用がかかりそうですが、実はDIYもできます。
地面にたまった水を排水するために庭の隅に溝をつくってU字溝などを埋めて、そこに向かって
水が流れるように勾配をつけます。
・コンクリートにする
雨の日のぬかるみだけでなく、雑草対策まで施したいなら、コンクリートを打設するのも
よいでしょう。凹凸もなく、掃除もラクです。ただし、コンクリートは水が染み込まないので、
水たまりができるとコケが生えたり、害虫発生の原因になったりして、不衛生な印象になってしまいます。
水はけをよくするためには、「雨水枡」をつくって雨水を逃さなければなりません。
コンクリートの無機質な見た目が気になる場合は、目地に植栽やカラフルな玉砂利を入れるとよいでしょう。
・4〜5㎝ほどの厚みで砂利を敷く
雨上がりにぬかるむ程度であれば、砂利を敷くことで改善します。コンクリートやタイルは
費用が高額になりがちですが、ホームセンターで砂利を購入して自分で砂利敷き工事を
行えば、それほど費用もかかりません。
靴の中に水が入ってしまうほど水が溜まる場合は、勾配をつけて水路を作るような工事を
した方が良いでしょう。
砂利を敷く際には、必ず土を平らにならして、砂利の厚みを均一にすることが大切です。
また、土の上にそのまま敷いてしまうと雑草が生えるので、防草シートを敷きましょう。
砂利敷き工事は、下地づくりがとても重要なので、丁寧に行うことが大切です。
砂利は安価なものもありますが、4〜5センチの厚みで敷くとなると、かなりの量が必要になり、
重量があるので運ぶのが大変です。厚みがないと下地が透けて見えるので気をつけましょう。





