「2025年02月」の記事一覧(5件)
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/03/06 10:00
今回は、エクステリアに付随する防犯設備に関する豆知識をご紹介します!
平成から令和に変わり、7年が既に経過した現在、
ネットワークの活性化など便利な世の中になりましたが、犯罪は減るばかりか
振込み詐欺やオレオレ詐欺等、高齢者が狙われてしまう犯罪が多くなったような気がします。
そこで、防犯しているけどその方法じゃ意味がない!
というケースをご紹介したいと思います。
実際に自分の家に防犯設備を付ける時は、大半の方は見えない所や
目立たない所に隠すように設置しようと考えるのではないでしょうか?
それ防犯対策としては、あまり良くないのです。
まずは、窃盗犯などが侵入してから初めて危険を知らせるのではなく、
未然に防ぐ事が大事なのです。
まず犯人の心境としては、防犯対策がなされていない家を狙おうとします。
下見を繰り返し、防犯面が薄いと確信して実行に移るのが特徴です。
最近のインターフォンでは、鳴ると同時に録画や、写真を撮る機能が事前に搭載されていますが
堂々と正面から入る泥棒はいないですよね。
窓の閉め忘れ、勝手口の未施錠や、コンビニが近いから鍵を閉めず家を空けたり
犯行する際は、少しの隙も見ています。
その時に、一番いいのが見える所に防犯ステッカーや動作検知ライト等を
設置することが効果的だと言われています。
前にご紹介しました、砂利をエクステリアで引く事で防犯面の効果も上がり
水はけも良くなり、そこに加えて動作検知ライトやステッカーが見える所に
あれば最初から狙われにくくなります。
是非、エクステリアを作る際は、防犯対策もしっかり忘れずに行いましょう!!
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/02/27 10:00
生活空間をおしゃれに演出するものの一つに「照明」があります。
ただ取り付けるだけではなく、壁の形状を変えたり、埋め込んだりするものは
設計の段階で光の広がり方まで計算して設置されます。
そのような照明は、機能性よりも空間のデザインを重視しているので、
日常生活の中ではうまく使えない場合があります。
・ダウンライトは慎重に検討した方がいい理由
最近では天井に埋め込むタイプの「ダウンライト」に人気が集まっています。
天井に埋め込んであるので、空間がスッキリして見えるというメリットがあるのですが
慎重に検討する必要がありそうです。
ダウンライトは従来のスタイルである「シーリングライト」と比較して、照明角度が
かなり狭く、主に真下を照らすものです。広いリビングでダウンライトだけにすると、
「個数が足りなくて暗かった」「隅の方まで光が届かない」という失敗が起こります。
常に人が集まるところ、例えばリビングでは、シーリングライトと併用した方が良いでしょう。
ダウンライトだけの場合は、設置場所をしっかりと計算したうえで照明角度を自由に変えられる
「ユニバーサルダウンライト」や照射範囲が広い「拡散タイプ」にすると失敗は少なくなります。
ユニバーサルダウンライトであれば、壁に向けて間接照明のようにも使えるので一石二鳥ですね。
また、シーリングファンとダウンライトを併用する場合は設置場所に気をつけなければなりません。
通常ダウンライトはシーリングファンよりも高い位置にあるので、シーリングファンの影が気になることが
あります。ファンが回っている時に真下で影がチラついてしまったら気になりますよね。。
暮らし始めてからこのような不具合がわかって、ファンを回している時はダウンライトを消している
という人もいます。併用する場合は、周囲より一段高く凹ませた「折り上げ天井」にして、そこに
シーリングファンを設置するとダウンライトと干渉しなくなります。
・間接照明は本当に必要?
おしゃれでかっこいい照明をつけたものの、「普段の生活で全く使わなかった」「壁際をおしゃれに
照らそうとして失敗した」という声も多く聞かれます。
空間をおしゃれに演出したり、花瓶や棚の上のものを照らしたりするための「魅せる照明」
には次のようなものがあります。
⚪︎天井を照らす「コーブ照明」
⚪︎壁を照らす「コーニス照明」
⚪︎ディスプレイ用の「ブラケットライト」や「ダウンライト」
雑誌やインターネットの記事を見ると、リビングを間接照明でおしゃれに照らしている写真が
たくさんありますよね。ワイングラスを片手にゆったりと過ごせたら最高だなぁ...と憧れる人は多いでしょう。
しかし、いざ暮らし始めてみると、慌ただしい日常の中でおしゃれな照明が設置されていることすら
忘れてしまっていることもあります。
寝室であれば、柔らかい光でリラックス効果のある間接照明が、睡眠の質を高めてくれるかもしれません。
ベッドの両サイドの壁やヘッドボードの上などへの設置がおすすめです。
このような照明は特殊な形状であることが多く、掃除が行き届かない部分もあります。
設置するときには掃除のことまで考えていないことがほとんどですよね。
踏み台や脚立を使わないと届かない、掃除機のノズルが入らないようなところにはホコリが
溜まりやすいので、こまめに掃除をしましょう。
コーブ照明やコーニス照明のような魅せる照明は、当然ですが通常の照明よりも本体・工事費用が
高くなっています。年に数回しか使わないのであれば、その分の費用をもっと有意義に使えたのでは
ないかと思ってしまいますよね。
そのような後悔をしないよう、照明を検討する際は「現在の生活」を振り返って、
おしゃれな照明が必要かどうか、冷静に考えてみることが大切です。
リビングのような日常的な空間で、時にはラグジュアリーな雰囲気を演出したいなら、インテリアショップで
おしゃれなスタンドランプや床置きのフロアライトなどを購入するのも良いと思います。
バルコニーやテラスで過ごす機会が多いようであれば、そのようなところに間接照明を設置して
幻想的な空間をつくってみてはいかがでしょうか。屋外の照明は設計の段階で配線をしておいた方が
便利に使用できます。ソーラーライトという方法もありますが、日当たりや天候によって明るさや
点灯時間にムラができてしまうので、配線工事をおすすめします。
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/02/20 10:00
・屋外には「散水栓」よりも「立水栓」がオススメ!!
まずは散水栓と立水栓の違いを簡単にご説明します。
「散水栓」とは、地中に蛇口があって蓋を開けてホースを繋げて
洗車したり、お庭の水やりに使える水栓です。
次に、「立水栓」とはその名の通り、柱状の水栓を立ててそこに蛇口がついており
バケツに水を汲んだり、手を洗ったりしやすいのが立水栓です。
散水栓は、駐車場などにあっても地面とフラットになっている為
邪魔にならないというのが一番のメリットになります。
ただ地面に付いているという事は使うたびに、しゃがんだり
手を洗うのも蛇口の向きが多くは斜め上を向いているので
洗いにくかったり、雨の日に地面から流れてきた泥や落ち葉が
入ってしまい、埋まってしまうというケースもありデメリットも多いです。
その点、立水栓はバケツに水も汲みやすく、手も洗いやすい。
使い勝手がいいのが立水栓の特徴です。
ただ立水栓の場合は、地面よりも飛び出しますので設置場所を考えないと
無駄なスペースが多くなったり、いざ使おうとすると遠くて使いづらいなど
設置場所には気を配らないといけないですね。
では、実際にどちらがオススメかというと、私個人では「立水栓」がオススメです!
なぜかというと、立水栓も最近では色々なデザインのものがあって
エクステリアとのマッチやオシャレなガーデンパンなども多く
散水栓のボックスは水道メーターのボックスに類似しておりかなり目立ち
せっかくのエクステリアとミスマッチという事にもなり得るので
特別な理由がない限りは立水栓をおススメします!!
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/02/13 10:00
間取りを決める時に、コンセントの数も図面上で提案されます。
その時点での位置や数は、あくまでも一般的な価値観からの提案です。
図面を出されて配線がどこをどのように通って、どこにコンセントがいくつあるかまでしっかり
見るひとは少ないでしょう。設計図の段階で日々の暮らしにあった位置や数を考えておかないと、
あとで慌てて増設をお願いすることになるかもしれません。
・一般論よりも家族のライフスタイルに合わせる
コンセントは、設計の段階で決められれば一番ですが、天井や壁ができる前に電気配線工事を
するので、骨組みの段階で増設するなら手間はかかりません。配線工事が終わって
壁が出来上がってしまってからでは、クロスをはがしたり、壁に穴をあけたりする必要があるので
費用が跳ね上がります。暮らし始めてからコンセントが足りないことに気づくようでは遅いので、
早めに家具の配置を考えて、適切な位置に設置してもらいましょう。
例えばリビングで配置を考えておく家具・家電としては、
⚪︎エアコン
⚪︎テレビ(DVD.チューナー.ゲーム機)
⚪︎固定電話
⚪︎パソコン、周辺機器、ルーター
⚪︎扇風機やファンヒーター
⚪︎空気清浄機や除湿機
⚪︎掃除機
などがあります。
コンセントは2帖につき2口以上のものが1か所あれば十分だと言われていますが、
テレビ周り、パソコン周りには多くのコンセントが必要です。
ソファーが電動でリクライニングする、ダイニングでホットプレートを使用するなどの場合は、
床面に取り付けるフロアコンセントも便利です。
実際に暮らし始めてから、リビングでコンセントが足りなくなる「こんなものもあったのか!」
という予想外の例としては、モバイルバッテリー、ポケットWi-Fi、Bluetoothスピーカーなどがあります。
家族が一人1台ずつ持っているもので、充電に数時間かかるものは、その間コンセントを
占領することになりますよね。プラグの形状もさまざまで、同時に挿せないこともあるので
しっかり考えて設置しましょう。
廊下や屋外にはコンセントを設置してあるのに、玄関には忘れてしまって不便になることがあります。
ウォークインクローゼットやシューズインクローゼット(シューズクローク)内のコンセントも
掃除や除湿のために使うことがあるので、設置した方が良いでしょう。家中の収納スペース内に
それぞれ一つはあった方が便利ですよ!!
・コンセントは隠すものではない
一般的な住宅では床から25㎝程度のコンセントが多くなっていますが、実際に使いやすい高さかというと
そうでもありません。あまり目につかないようにと低い位置に設置してしまいがちなのです。
確かに、リビングの壁40〜50㎝くらいの高さにたくさんコンセントがあったら
目立ちすぎると感じるかもしれません。しかし、低い位置にあると不便なものもあり、スマホの充電
などは、少し高めのところにコンセントがあった方が便利です。
また、家具や家電の後ろ側で長期間プラグを差しっぱなしにしていると、プラグ周りに埃が溜まって
火災の原因になることもあります。コンセントは「隠す」と考えず、ラクに抜き差しができて
常にホコリを払えるようにしましょう。
住宅における配線計画は、失敗が多い部分です。
素人にはわからないことが多いので、電気図面の打ち合わせの時に電気工事士さんに
相談してみるのも良いでしょう。配線工事の日に立ち会えば、実際の現場で最終確認できます。
天井や壁ができる前であれば、コンセントの増設費用はそれほど高額ではないので、
コンセントの配置や数に不安がある場合は立ち会うことをおすすめします!
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/01/30 10:00
マイホームを購入する際、憧れる設備の代表ともいえる『ウォークインクローゼット』や
『パントリー』これらがあると聞くだけで、オシャレな家を想像します。
しかし、現在の住居にはないスペースを取り入れる場合、オシャレさよりも機能性を重視しておかないと
暮らし始めてから不便な思いをすることになるかもしれません。
・デッドスペースができやすい
ウォークインクローゼットやウォークイン型のパントリーは思いのほか
収納するものが多いところなので、デッドスペースを作らないことが大切です。
ウォークインクローゼットは人が歩くスペースと収納スペースで最低でも1.5帖はあったほうがいいでしょう。
収納スペースの幅はハンガーが収まる広さとして60㎝、人が歩くスペースとしても60㎝は必要です。
1.5帖〜2帖程度であれば I 型が適しているでしょう。必要な幅の目安は120㎝以上です。
2帖以上であれば、Ⅱ 型、L 型、U 型のレイアウトが可能でしょう。通路の部分や、L 型、U 型で
奥の角に当たる部分はデッドスペースになりやすいので、ハンガーポールと棚をうまく組み合わせて
収納スペースを作りましょう。
ウォークインクローゼットもパントリーも、日当たりのないとこにあるのがほとんどなので、
湿気がこもらないように管理しないと長く収納しているうちに傷んでしまいます。
できれば風を通すための小窓や換気扇を設置するといいです。窓を設ける場合は、クローゼット内の
衣類が日焼けしないようにくもりガラスの窓にしたり、低い位置につくる地窓にしたり、工夫してみましょう。
ものがたくさんあるところなので、カーテンやスクリーンにすると開閉が面倒になってしまいます。
収納スペースが広いと、使わなくなったものを放り込んで乱雑になることも多いようです。
いらないものは処分して、常に風を通すように心がけてくださいね。
・使ってみてはじめてわかる棚の形状
ウォークインクローゼットは、衣類だけでなくバッグやスーツケースなど、普段使わない大きなものも
収納します。パントリーは缶詰やペットボトル、ドライフード、パウチ商品、そしてお米や
冷蔵庫に入れる必要がない野菜などです。
ハンガーの高さや棚の奥行きなどは、収納するものによって変えられるよう、造りつけの
造作家具にする場合でも可動式がおすすめです。
パントリーは調理しながら出入りすることが多いので、片手で取り出したり、
ポンと置いたりできる方が使いやすいですよね!キッチンとのあいだに扉を設置する場合も
開閉にスペースを取らない引き戸が便利です。
また、パントリーの棚はあまり奥行きが深くない方が便利です。奥の方にしまい込んでしまうと
取り出すのが面倒になるだけでなく、何を収納したかわからなくなって賞味期限が切れてしまうこともあります。
パントリーは目が届く収納が良いでしょう。
ウォークインクローゼットやパントリーの収納は、荷物を運び入れて暮らし始めてから使い勝手の悪さに
気づくことがほとんどです。オシャレな造作家具などを設置してしまうと修正がきかないので、
暮らしながら作り上げていく方が良いかもしれません。
そして、湿気やニオイがこもらないよう、風の通り道を確保することを忘れないでくださいね!!