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「2025年05月」の記事一覧(3件)

不動産の豆知識
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/05/29 10:00

今、物件探しをしている方でどの辺の家を買おうか迷っている方いませんか?
そんなあなたに物件探しで押さえておきたいポイントをご紹介します!!

まずは、物件探しの要となる敷地面積の広さです。
「でも知らない土地で行った事がなく想像できない」って思いますよね。
そこで全国的にも大体共通点があるポイントがあります。
それは、海沿いか山間で土地の在り方が全然違います!
簡単に説明すると、海沿いの職業といえば「漁業」ですよね。
山間だと「農業」のイメージがあると思います。

漁業がメインの海沿いの住宅地は、道が狭く密集しているのが特徴です。
これは漁港や漁場の近隣に住むことが便利で、生活基盤を築くというのが大きな理由で
もう一つは、生鮮食品ですから新鮮な魚介類を手軽に流通させたり手に入れる為に
住宅地が密集していることが多い理由と考えられています。
一方で、農業がメインの山間の住宅地は集落であったとしても
一軒一軒離れており、敷地面積も広いのが特徴です。
母屋があるうえに他にも建物が敷地内にあるというイメージありますよね。
一番の理由は、まず農作物は備蓄することも多く保存期間が魚に比べて長いです。
またとてつもない広さの田んぼを耕すわけですから、農機具の多さ
トラクター、コンバインといった農業に必要な重機類を置いておくスペースも必要です。
なので、それぞれ海・山の土地の在り方というのが全く違ってくるのです。

これから物件を探すにあたって、気になっている物件の場所はどのあたりなのかを
確認すると理想の土地や住居が見つかるかもしれません。
田舎暮らしを考えている方は、地域密着型であるSEIKEI住宅にお問合せください!

色で目立ちすぎて失敗
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/05/22 10:00

外観は完成して全体像を実際に見るまで成功か失敗かわからないといった
難しさがあります。また、経年劣化によって「この色は大失敗だった!」と
何年後かに気づくこともあります。あらゆる状況を想定して、屋根や外観の
選び方を考えましょう!

・外観には3色以上は使わない
外壁は多くても3色までに抑えるとまとまりが良くなります。
上下あるいは左右のストライプで2色にして、アクセントとして3色目を使用している
家をよく見かけますね。この3色には屋根の色も含まれるので、バランスは大切です。

同じ色が3色づかいでも配分が悪いと大きな失敗をしてしまいます。

3色で塗分けをする場合は、
・ベースカラー 面積が一番大きい(60〜70%を占める)
・アソートカラー 二番目に面積が大きい(20〜30%)
・アクセントカラー 面積が一番小さい(5〜10%)
といったように、バランスを考えることが大切です。

白・黒・グレーのような色味のない無彩色はまとめて1色と考えてもよいのですが、
彩度の高い色を多く使いすぎると、落ち着きがなく安っぽい印象になってしまいます。
人それぞれに、好みの色やこだわりの色があると思いますが、一戸建てという
大きなものの色として良いかどうかの判断はとても難しいものです。
家の形状によっても向き不向きがあります。

ベースカラーに真っ赤や真っ青、黄色、ピンク、紫のような濃くて鮮やかな色を選ぶことは、
周囲との調和も考えて避けた方がよいでしょう。
どうしても採用したい場合は、南欧風やカリフォルニアスタイルなど、海外の住宅のような
外観や外構を参考にして不自然にならないような工夫が必要です。
単に色だけで個性を出すのは無理があります…

住宅地において周囲との調和を考えずに奇抜な配色を選ぶと、景観を壊してしまって
ご近所さんとうまくいかなくなることもあるので注意しましょう。
自治体によって一般住宅にも「景観形成方針(良好な景観を守るための条例)」が
定められているところがあるので、どこでも自由な色選びで家が建てられるわけではありません。

住宅街を意識して歩いてみると、一戸建てには白・黒・グレーなどの無彩色、
紺・茶。ベージュなどの純無彩色が多く選ばれているのがわかります。
ピンクやオレンジ、ブルーなどを選ぶ場合には、薄めの色にした方が安心です。
外壁材次第で安っぽく見えてしまうこともあるので、プロの意見を取り入れて慎重に
選ぶことをおすすめします。

・屋根と外壁を同じ色にしない
屋根によく使用されている色を見ると、はっきりとした濃い色が多いことがわかります。
2020年に全国賃貸住宅新聞に掲載された記事によると「屋根塗装の人気色」では、
1位 ブラック  2位 グレー  3位 ブラウン
という結果になっていて、この3色が約50%を占めました。

外壁には淡い色が選ばれていることが多いので、屋根を濃い色にすると
メリハリがついて、全体が引き締まった印象になります。

屋根は空に面しているので、雨や紫外線などの影響で外壁よりも塗装の劣化が早いことは
わかりますよね。外壁と屋根を同じ色にすると、月日が経つにつれて屋根が先に
色あせて目立たなくなってしまいます。特に赤、青、黄などの原色は色あせが早いので注意が必要です。

どうしても同じ色にしたい場合には、屋根に「屋根用耐候性強化色」を使うと劣化が抑えられます。
着色に用いる粉末を「顔料」といいますが、塗装の顔料は「無機顔料」と「勇気顔料」に分かれます。
耐光性、耐候性、耐熱性があるのは黒、茶、黄土などの無機顔料です。
屋根用耐候性強化色はそれらを多く使用して色を作っています。外壁よりも日射量に耐えられるよう、
さなざまな工夫がなされているのです。

屋根の色は暑い時期の室温にも影響します。実際は真っ白にすると夏場は涼しくなると
言われていますが、そうもいきませんよね。人気のあるブラックは、最も熱を吸収する色です。
熱の吸収を抑える「遮熱塗料」というものがありますが、黒に近い色ほど効果は低くなります。
そのような点から考えると、屋根の色としては、黒よりも熱を吸収しにくく、汚れや
色あせも目立ちにくいグレーがおすすめです。

デザイン性やオリジナリティの面では少し物足りないと感じるかもしれませんが、
外壁の色によって明るさを変えて、グレーの屋根が映えるような組み合わせを考えてみるとよいでしょう。

カーテンは想定よりもお金がかかる!?
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/05/08 10:00

床材、壁紙などと同様に、カーテンも部屋の雰囲気や暮らし心地を左右する大事なアイテムです。
住宅内のすべての窓にカーテンを設置すると数十万円かかることもあるので、
オプションの一つとして住宅ローンに含めた方がよい場合もあります。

・新築時のカーテンはオプションがいい?
ブラインドやロールスクリーンを含めたカーテン類は、単純に窓のサイズを測れば
設置できるというわけではありません。壁に設置用の下地は入っているか、窓から何㎝
出せば使いやすいかなど、専門的な知識が必要な部分があります。
よくある失敗は、自分で購入してはみたものの、「設置できなかった」「サイズが合わなかった」というものです。
特に標準サイズから外れる窓は、既製品では合わない場合があります。
主なカーテンの規格サイズには、・幅100×長さ135㎝・幅100×長さ178㎝
・幅100×長さ200㎝などがあります。
たとえば「幅100×長さ178㎝」のカーテンが使用できる窓のサイズは、「幅170 〜200×高さ180㎝」
程度です。これよりも窓の幅や高さの数値が大きくなると、きっちり閉まらなくなったり、
下までカバーできなくなったりして光が漏れてしまいます。また、長すぎると引きずってしまい、
裾が汚れる上に見た目もよくありません。

窓の下部分が床まである「掃き出し窓」の標準サイズは、「幅1690×高さ1830または2030」と表記
されるもので、幅100×長さ178㎝または200㎝のものがピッタリ合うようになっています。
上部に「ハイサイドライト(高窓)」があったり、幅が広いサッシだったりすると、既製品で
合うものが見つからず、リビングをすべて同じもので揃えられないといった失敗に繋がります。
オプションにすれば、そのような心配はなくなります。
さらに、カーテンをオプションにすると、他の設備と干渉する心配もありません。
カーテンレールは窓の幅よりも左右に10〜15㎝長いものを選ぶことが多くなります。
とくにポールの場合は両サイドにおしゃれなフィニアル(飾り)がついているものを選ぶと、
エアコンや収納庫の扉が干渉して設置できなくなる場合があります。
オプションであれば、設計の段階でそのような失敗を避けられます。

家の中には飾り窓など様々な窓があります。それらをすべて既製品で揃えられることは稀かもしれません。
色や柄、材質をすべて揃えたい場合は、オプションとして設置してもらった方がよいでしょう。
大開口吹き出し窓や特別な形状の飾り窓はフルオーダーになることが多いので、カーテンレール代や、
採寸取り付け費用も含まれてかなり高額になります。よい素材を選んで揃えると100万円以上に
なることも珍しくありません。
他の家具を買い替える費用とともにカーテンの費用も準備しておくことが大変だと感じた場合は、
オプションにして住宅ローンに組み込んだ方が良いかもしれませんね。


・部屋をスッキリさせる設置方法
カーテンやブラインドの取り付け位置には、主に次のような種類があります。
・窓の上側につける「正面づけ」
・天井に埋め込む「天井づけ」
・窓枠内につける「窓枠づけ」
同じ掃き出し窓でも、正面づけと天井づけではかなり印象が変わります。標準サイズのサッシでも、
天井づけにすると、カーテンレールが見えなくなり、カーテンの面積も広くなるので、カーテンを
閉めた時には部屋が広々とした印象になります。
カーテンレールの上にホコリがたまることもないので、掃除も楽です。
ただし、そのような形状になるとレールの工事は素人にはできないことがほとんどなので、
1㎝単位でのオーダー品となるでしょう。

カーテンをフルオーダーのオプションにすると、採寸や取り付け費用も含まれるので、
かなり高額になります。
施工会社によっては、カラーコーディネーターやインテリアコーディネータに依頼しているところもあり、
デザイン性が高くなると、製品の質の高さだけでなく、コーディネート料が含まれて高額になる場合もあります。
費用面が気になる場合は、設計の段階から大開口のサッシや飾り窓のみオーダー品にして住宅ローンに
組み込み、子供部屋や寝室などのサッシは標準サイズにして施主支給という方法もあります。
腰高窓であれば少々長めのカーテンでも大丈夫でしょう。

ブラインドやロールスクリーンを含めたカーテン類は、暮らし始めるまでにすべての
窓に設置することをお勧めします。使わない部屋にカーテンをつけずにいると、
床が日焼けしてしまったり、暗くなってから電気をつけると外から
まる見えになったりするので要注意です。

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