「2025年07月」の記事一覧(2件)
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/07/31 10:00
「玄関は出入りするだけのドア」と考えて、玄関ドアを外からの見た目重視で
選ぶことも多いのではないでしょうか。玄関ドア一つで外観の印象が大きく変わって
しまうこともありますねよね。デザイン性も重要ですが、機能性を考えずに選んでしまうと、
暮らしの快適さが損なわれてしまうこともあるのです。
●玄関ドアの価格の違いは「断熱性」にある
玄関ドアに断熱性がないと、冬は廊下がとても寒くなり、リビングなどの居室のドアを
開閉するたびに室温を下げてしまいます。
断熱性、気密性に優れた住宅づくりの第一歩は玄関ドアの性能であるとも言えます。
居室の窓ももちろん大事ですが、玄関ドアが外気温の影響を受けていては、家の中に温度差ができてしまいます。
特に玄関ホールにトイレがあり、家族に高齢者がいる場合は、玄関ドアに気を配りましょう。
高齢者の居室は1階にあることが多く、夜中にトイレに起きるたびに寒い玄関ホールのトイレを
使用するのは健康に良くありません。
一戸建てにおいて玄関ドアの主流となっているのは、軽くて錆びにくいアルミ素材です。木目調の
玄関ドアをよく目にしますが、表面に木製の化粧シートを貼ったアルミ製のドアもあります。
初期費用が安価なものも多く、予算オーバーにならないように、ここでランクを下げる場合もあるでしょう。
アルミ製ドアは雨にも強く、塗装などのメンテナンスも不要ですが、安価なものは、断熱性が低いことが
多いので、注意が必要です。アルミ製のドアを採用する場合には、ぜひ断熱性が高いものを選びましょう。
玄関ドアの断熱性を高めることは光熱費の削減にもつながります。
●玄関が西向きになるときのドアの選び方
立地条件によって、玄関が西向きになることもあるでしょう。西側は、午後から夕方にかけて長い時間
西日が差し込みますよね。玄関ドアは長く直射日光を浴び続けると、日焼けして変色しやすくなります。
とくにアルミ製のものは、色褪せたり錆びたり、白い斑点がついたりして経年劣化が目立ちます。
見た目だけではなく、日が当たりすぎることによって反りや変形が起きることもあります。
わずかな変形でもすき間ができてしまうことがあるので、すき間風はもちろん、防犯上も良くありません。
また、前述通り、アルミ製のドアは熱が伝わりやすいので、玄関ホールや廊下まで熱がこもります。
リビングの扉を開閉するたびにせっかくの冷房効果が低下してしまうというデメリットもあるのです。
西日は浅い角度で差し込んでくるので、玄関ポーチに庇が短いと十分に防ぐことができません。
出入りする場所なので、簾などでふさいでおくわけにもいきませんよね。
西側に玄関を設ける場合は、できる限り庇を長めにしましょう。90㎝程度の住宅も多いようですが、
1.5m以上あると安心です。玄関に匂いがこもらないように、通気性を確保できる「通風ドア」を
選ぶのも良いでしょう。ドアを閉めたままでも風を通せるので、玄関にこもりがちなニオイや湿気を
防ぐこともできます。その際は、風が抜ける方向にも小窓を設けておきましょう。
玄関ドアの選び方ひとつで、他の居室との温度差がかなり違ってくるので、暮らし始めてから
後悔しないよう、慎重に検討してください。初期費用だけでなく、劣化したり、不具合が
生じたりした時の対処方法を聞きながら選ぶと安心です。
カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2025/07/17 10:00
屋外にもさまざまな設備が必要ですが、住宅に気を取られて大切なことを
忘れてしまうことがあります。忘れがちなことをまとめたので参考にしてください。
●コンセントカバーで注意したいこと
新築住宅では、屋外に数箇所コンセントが設置されますが、「コンセントカバーはどうしますか?」
と聞かれることがあります。注意したいことは次の2点です。
・外壁と合わなくてかっこ悪い
コンセントカバーは玄関ドア付近に設置されていることも多く、思いのほか存在感があります。
黒や白の外壁であれば、同じ色で揃えたいでしょう。一般的なものはグレーやベージュのような
色が多いので、外壁の色や雰囲気に合わせたものを設置したい場合は打ち合わせの際に話しておきましょう。
・「盗電防止機能」がない
最近ではおしゃれなカバーもたくさん販売されています。どのカバーも防水はしっかりされていますが
盗電防止機能があるか確認しましょう。特に通りに面している住宅では、盗電防止機能のある
コンセントカバーをした方が安心です。携帯電話の充電切れで留守中に屋外コンセントを
使用されたというご家庭もあります。屋外のコンセントカバーを鍵付きにするだけで盗電防止になります。
特に駐車スペースにコンセントを設けている場合は鍵付きにすることをおすすめします。
室内からオンオフができるものもあるので、使用頻度によって選ぶと良いでしょう。
●外構照明は設計時に考えておく
「外構照明」には門灯タイプやアプローチ、庭のライトアップなどさまざまなものがあります。
住宅が完成してからでも工事はできますが、ある程度は設計時に考えておきましょう。
そうすれば、家の中のスイッチで点灯や消灯ができるようになります。
特に門灯やインターホン用の電源は、あらかじめ工事しておかないとコードを隠せなくなってしまいます。
周囲に灯りがなくて門灯が必要な場合や、玄関までのアプローチで足元が暗い場合は、
暮らし始める前に外構照明を設置した方がよいでしょう。
●屋外には「散水栓」よりも「立水栓」がおすすめ
屋外に設置する水栓の種類には「散水栓」と「立水栓」があります。
「散水栓」とは、地中に蛇口があって、フタを開けてホースを繋いで使用するものです。
ガーデニングや屋外の清掃、洗車の時に便利ですよね。一方で、柱状の水栓を立てて蛇口を
つけたものは「立水栓」です。
散水栓は、あっても邪魔にならないという理由で選ばれる場合もありますが、立水栓と違って
地中にあるので、使うたびにしゃがんだり、かがんだりすることになります。
草むしりの途中でちょっと手を洗いたいと思った時でも、フタを開けて蛇口をひねらなければ
ならないんですね。開けっぱなしにしておくと、ゴミや落ち葉が入ったり、雨の日に
泥だらけになったりするので注意が必要です。
立水栓にすれば手洗いはもちろん、バケツに水を入れたり、洗い物をしたりする際に便利です。
また、水栓や水受けとなるガーデンパン(流し)のデザインも豊富なので、庭先をおしゃれに彩る
アイテムの一つにもなります。駐車スペースでの洗車用に散水栓をコンクリートに埋め込んでおくと、
駐車の際に邪魔にならないなどのメリットもあります。そのように「散水栓の方がいい」という特別な
理由がなければ、立水栓にした方が良いと思います。ただ、暮らし始めてから「この場所にやはり散水栓が欲しい」
となった場合、10万円前後の工事費用がかかる場合もあるので、迷った時には両方つけておく選択肢もありです。
屋外水栓の位置は、最も水を使用する場所はどこかを考えて、設計時に決めておきましょう。
対角線上に2箇所あると家のまわりすべてに水が届きやすくなります。
どのような用途で使用することが多いかによって、立水栓の高さやガーデンパンの形状、
大きさなども変わるはずです。ハウスメーカーまかせにせず、使い勝手のよい水栓を選んでくださいね。





