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「SEIKEI住宅 不動産コラム」の記事一覧(82件)

不動産売買からリフォームまで。 お家の事ならSEIKEI住宅にお任せ!

「安かったから仕方ない」と思えるか
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/10/23 10:00

便利な地域にあって、面積自体は広くても、諸々の事情から他の区域よりも安く
販売されている土地があります。安さに惹かれて、「何とかなるさ!」と購入したものの、
暮らしてみたら大変なことがわかったり、建築の計画がはじまったら制約や条件が
あったりしすぎて、思い通りの家が建たなくて後悔することがあります。
 そんなとき、「安かったから仕方ない」とあきらめて、前向きな暮らしができるでしょうか?

◼︎土地に隣接してゴミ置き場があるから安い
  ゴミ置き場が隣接した土地は、積極的に買いたがる人がいないので、価格が周辺の土地よりも
 安く設定されていたり、値引き交渉しやすかったりします。「ゴミ出しもラクだし、安いから
 買ってしまおう!」と購入したものの、つねに家の前にゴミが山積みになっているのを見ると、日々の
 生活が辛くなってしまうかもしれません。
  どのような弊害があるか、考えてみましょう。

 ・ゴミ置き場からの悪臭
  とくに真夏は長時間生ゴミが置いてあるとかなりにおいます。
 ・野良猫やカラスによるゴミの散乱
  管理が行き届いていないと、家のまわりにゴミが散乱してしまうこともあります。
 ・ゴキブリなどの害虫の発生
  つねに生ゴミが集まっていると、害虫の発生は避けられません。
  
  こうした問題がずっと続くことになります。
  朝一番でごみ収集が車が来てくれればよいのですが、遅い地域は午後になることもあります。
 窓を開けると悪臭が入ってくるような状況はイヤですよね。キレイに掃除したつもりでも、
 しみついたニオイにゴキブリなどの害虫が集まってきて、家の中まで侵入してくる恐れもあります。
  また、すべての人がマナーを守ってゴミ出しをしてくれるとは限らないので、生ゴミが放置
 されてしまうこともあるでしょう。

  ゴミ置き場は原則として利用者が設置・管理することになっています。事前に購入予定の
 土地のゴミ置き場の位置が決まっていれば、どのような状況か確認しておくことも大切です。ふたつきの
 大型ボックスが設置されているところであれば、荒れることもないかもしれません。
  新興住宅の場合、その区画だけでゴミ置き場の土地代を分け合って所有することもあります。そのような
 ところであれば、みんなで相談しながらなるべく清潔に保つこともできるでしょう。
  購入前にこうした情報を得ていれば、暮らしはじめてから驚くことも少なくなります。

  自宅に隣接してゴミ捨て場があることは、想像以上に土地の購入者を苦しめる場合があります。
 他の土地よりも安い価格である意味をよく考えたうえで、検討してみましょう。

◼︎「不整形地」は建築コストが高くつくから安い
  安く購入できる土地として「不整形地」というものがあります。一言で言えば形の悪い
 土地のことです。一例としてつぎのようなものがあります。

 ・三角地
 ・旗竿地
 ・台形・平行四辺形の土地
 ・境界がギザギザになっている土地

  このような土地は、建築面積が小さくなったり、建築に制約があったりと、かなり不便な
 思いをすることになります。土地の形に合わせて住宅の形状を考えなければなりません。駐車
 スペースがうまく取れないこともあります。
  建物の敷地は「建築基準法上の道路(幅員4m以上の道路)に2m以上接していなければならない」
 という接道義務があります。「旗竿地」でよく見られますが、2m接していれば建築可能とはいえ、
 実際2mでは普通車を駐車スペースに入れるのは大変です。軽自動車は幅が1・5mほどなどでギリギリです。
  一般的に旗竿地は、このような使い勝手の悪さや日当たりの状況によって評価額が、低くなりがちです。
 購入時は良くても、お子さんが受け継いだときに困ってしまう場合もあります。
  住宅は正方形や長方形で構成されているものです。いびつな土地に四角形を書き入れてみれば
 わかりますが、土地が広いわりにはデッドスペースが多くなってしまいます。どんなに広くても
 使用できる面積が少なく、建築コストがかかってしまうという点を差し引いているから安いわけです。
  また、工事の際、大きな車両の出入りが不便で、重機が入らない場合もあります。そうなると、
 人の手でさまざまなものを運ぶようになるので、作業が大変になって費用が多くかかります。

  安い土地を購入しても、割り増し分の費用があまりにも高額になってしまったら何の意味も
 ありません。住宅をなるべく使い勝手のよい配置にするために、隣地まで購入して、結局、整形地
 並の価格になって後悔した人もいます。建築できる範囲や建築可能な家の形状を知ったうえで
 慎重に検討しましょう。
  さらに、不整形地は手放そうと思ったとき、なかなか買い手が見つからないというデメリットも
 あります。将来、子どもたちが相続して大変な思いをするかもしれない、といったところまで
 考えることも大切です。






「少し不便」なところはやっぱり不便
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/10/09 10:00

住宅を購入するということは、その土地で長く暮らすということです。「これくらいの
デメリットならいいか、、、」と甘く見ていると、年齢とともに辛くなってしまうことも
多くあります。
「交通の便がよいかどうか」、「生活しやすい環境かどうか」など、利便性を
チェックすることが大切です。

◼︎車通りの多い道の思わぬ落とし穴
 車通りの多い道に面していると、暮らし始めてからさまざまな不便を感じることがあります。
  せっかく便利な場所に引っ越したのに、家の前の道路が朝夕の通勤時間に大渋滞という
 場合があります。道路状況の予測がつかないと、バスが遅れたり、車がなかなか進まなかったりするので、
 必要以上に早く家を出なければなりません。
  また、駐車場が道沿いにあると、バックで駐車するのが一大事になってしまいます。帰宅するたびに
 自分のせいで渋滞を引き起こしてしまって、運転に自信がない人は、車で出かけるのが億劫に
 なってしまうこともあるようです。
  小さなお子さんがいる場合は、危険な環境にもなりえるので注意が必要です。油断すると、
 車や自転車と衝突するような事故につながります。子どもたちが危険と隣り合わせの生活になって
 しまうと心配ですよね。

◼︎人通りの多い道沿いの家は「玄関の位置」に注意
 人通りの多い道沿いの家は、玄関の位置に気をつけましょう。正面に玄関ドアを設置して
 しまったために、開けるたびに道行く人から家の中がまる見えになってしまったという失敗例
 があります。これは、扉の前に目隠しフェンスを設置しようと思っていたのに、住宅が完成してみたら、
 玄関から道路までの距離がフェンスを建てられるほどなかったという初期段階のミスのせいです。
  目隠しフェンスと玄関ドアが近すぎると窮屈で暗い印象になるので、玄関が適切な位置に
 あるかどうかの確認は大切です。
  このように、車や人通りの多い道に面した住宅の場合、暮らしはじめてからストレスになることを
 ピックアップして十分なシミュレーションをする必要があります。早朝や遅い時間の騒音も
 もちろんですが、思わぬところに落とし穴があります。

◼︎急な坂道は路面凍結による危険性あり
 毎日使う道路が急な坂道になっていて、どこへ行くにも長い坂道を上ることが避けられない
 という環境は、想像以上につらいものです。車で行き来している時にはわからないものですが、
 自転車に乗ったまま上ることができず、押して上がるしかないほどの坂道は、徒歩や自転車での
 通勤、通学がとても過酷になります。自転車で勢いがつきすぎることもあり、冬の路面凍結の
 際には転倒の恐れもあります。
  周囲の道路は目で見るだけでなく、実際に歩いてみることをおすすめします。

◼︎住宅までの階段の上り下りは大変
 道路よりも高台に土地がある場合、住宅まで階段の上り下りが必須条件です。
  若くて健康な時には何の不自由も感じませんが、足を骨折してしまったり、病気で歩くのが
 大変になってしまったり、人生には思いがけない出来事があるものです。あるご家庭では、震災で
 家をなくしてしまった両親を受け入れたかったのに、階段の上り下りが困難で一緒に暮らせなかった
 そうです。
  遠回りでも階段を使わずに生活できる径路ががあればよいのですが、アクセスが階段のみ
 という立地環境は、高齢者に不便なだけでなく、雪が降った時、子どもを抱っこしている時、
 大きな荷物を搬入するときなど、負担に感じることが多くなります。将来のことまで考えて慎重に
 検討しましょう。 



土地の見極め方
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/09/25 10:00

注文住宅を購入する際、土地の状態をチェックすることも忘れてはいけません。地震や
想定外の雨量などによって地滑り、液状化が起こる可能性のある土地を購入して、
家屋が倒壊してから後悔しても遅いのです。
土地を選ぶ際、知っておいてほしいことがあります。

◼︎「池」「沼」「川」などの地名は軟弱地盤の危険性あり!?
 昨今の自然災害を思い起こすと、地盤が軟弱だったために大きな被害に見舞われた
 例も少なくありません。立地環境として、土地の確認も必須です。強い自信が起こった時、
 地盤沈下や液状化に見舞われる可能性があるからです。
  沼や池、河川を埋め立てた土地は、泥や水分を多く含んでいる「軟弱地盤」かもしれません。
 地名がその土地の特徴を表していることもあるので、「池」や「沼」、「川」などの漢字が
 使われているところは軟弱地盤の可能性を疑ってみる必要があります。
  例えば、江戸時代の古地図と現在のものを比較したとき、以前は池や沼だったところを
 埋め立てた土地は、現在、池や沼がなくても住所に「池」や「沼」などの漢字が使われている
 場合もあります。古地図などで確認してみましょう。

 また、傾斜地に土を盛って平坦にする「盛土」を行なった場合も軟弱地盤の可能性があります。
 2021年に熱海で起きた土石流災害のおもな原因は盛土であると言われています。記録的な大雨が
 降ったことも原因のひとつですが、「盛土」がしっかりと基準通りに行われていれば、避けられた
 災害かもしれないともいわれました。
  熱海の災害は極端な例になりますが、いつ、どのようなことがきっかけで軟弱地盤が
 原因となる災害が起こるかは分かりません。
  全国の自治体で公表されている「大規模盛土造成地マップ」を確認してみるのもよいでしょう。
 マイホームのある地域が範囲内であっても、すぐに危険にさらされる訳ではありませんが、気になる
 ことがあったときに軟弱地盤の影響を疑ってみる材料にはなると思います。

◼︎建築前に地盤改良を施せば安全性が高まる
 実際に、現地周辺を何度か歩いてみるのも有効な方法です。複数の建物の外壁や基礎に
 ひび割れがあったり、ブロック塀や擁壁に傾きやひび割れが目立っていたり、電柱が
 傾いたりしている場合には軟弱地盤が疑われます。
  また、近隣の住宅の外壁にヒビが入っていたり、道路のマンホールが盛り上がって見えたりしたら
 要注意です。どちらも地盤沈下の可能性が考えられます。
  建築前には必ず地盤調査を行います。地盤調査の結果、軟弱地盤であることがわかった場合、
 建築前に地盤改良を行うことになります。

 地盤改良には、3種類の工法があります。
 ・表層改良(目安1万〜2万円/坪)
  軟弱地盤が地表から2m程度まで。セメント系固化材を土に混ぜて軟弱地盤を強化します。
 ・柱状改良(目安2万〜3万円/坪)
  軟弱地盤が2m以上8m程度まで。土の中にコンクリートの柱を造って
  地盤を安定させます。
 ・鋼管杭(目安4万〜6万円/坪)震度30m程度まで有効。
  深い位置にある固い地盤に杭を挿して基礎を支えます。

 地盤調査は建築を依頼する施工会社が決まってから行います。
  地盤調査の結果、固くてしっかりしていれば、そのまま基礎工事に入ります。地盤改良が
 必要になったら、その分の費用が建築費に加算されることになるので、当初の予算をオーバー
 してしまいます。予算を削減しなければならない場合は、ここで施工会社と相談しましょう。
  土地を購入する際はなるべく地盤が硬質であること、可能であれば高台であることがよいと
 されています。地盤が軟弱である可能性があることから安く販売されている土地もありますが、
 地盤改良工事の費用が高額になって、最終的に高い買い物をしてしまったということにならないよう、
 できるだけ地盤が硬質である可能性の高い土地を選ぶことをおすすめします。

周囲に迷惑がかかる防犯設備
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/09/11 10:00

◼︎7割の空き巣が「5分」で諦める
 空き巣は侵入に時間がかかるほど、人に見られる可能性が高くなるので慎重になります。
 都市防犯研究センターの資料によると、およそ5分を目安に侵入を試み、5分以内に
 侵入できないことがわかると、7割の空き巣が諦めるようです。さらに、10分経過すると
 ほとんどの空き巣が諦めます。したがって、狙われたとしても10分以内に侵入できない住宅は
 空き巣に入られる可能性が低くなる傾向にあるようです。

 外構や住宅に設置する防犯設備。皆さんのお宅はどのような防犯対策をしていますか?
 窃盗犯は、さまざまな営業や訪問販売などに扮して住宅・住人の様子を伺い、侵入する
 住宅を見つけようとしています。警視庁のデータによると、侵入場所は60%が「窓」とのことです。

◼︎誤動作ばかりで使わなくなる
 窓の防犯ブザーは、主に「開放検知型」と「衝撃検知型」の2種類があります。
 ・開放検知型  窓を開閉するとブザーがなる
 ・衝撃検知型  窓の衝撃に反応してブザーがなる

 窓を開閉する際にブザーが鳴るような防犯グッズは誤動作を起こしやすいというデメリットが
 あります。窓を開ける際、ブザーをオフにする必要があるものでは、うっかり忘れて開けてしまい、
 大音量が鳴り響くことがあります。そのようなことで近隣とトラブルになってしまっては大変です。
 頻繁に誤動作で大きな音が鳴ると、本当に危険なことが起きた場合に周囲に気づいてもらえない
 可能性があります。「オオカミ少年」のように、本当に窃盗犯が侵入してブザーが鳴り響いても、
 周囲は「また誤作動か」とスルーしてしまいますね。
 衝撃検知型はガラスを破ろうとしてバールなどで衝撃を与えると大きなブザーが鳴る仕組みですが、
 振動に反応してしまうこともあるので、暴風雨や地震で誤作動が起きて鳴ってしまう場合もあります。
 在宅中であればすぐに止められますが、留守中に鳴ってしまったら近所中が大騒ぎになって
 しまうかもしれません。かといって、周囲の迷惑を気にして小さな音にしてしまっては防犯対策に
 なりませんよね。
 防犯対策として万全にするためには、人を驚かせるような大きな音を出さなければなりません。
 「dB(デシベル)」で表すと、騒音レベルの80dB以上です。

 敷地外を照らすセンサーライトについても同様のことが言えます。暗い道を歩いていると、
 突然住宅のセンサーライトが光ることがありますよね。来訪者には親切かもしれませんが、
 これを防犯対策にするのはおすすめできません。
 防犯用のセンサーライトの役割は、ふだん光るはずのないところが突然光って異常を知らせる
 ことです。人が通るたびに光っていては無駄になってしまします。
 警視庁の調べでは、センサーライトに照らされて侵入を断念した経験のある泥棒は10%以上
 いるそうです。周囲から見えにくい窓の上や物置や駐車場の裏側など、センサーライトが
 急に光って、驚くような場所に設置すると効果的です。

◼︎防犯設備を隠しすぎてはいけない
 外から全くわからない防犯対策もあまり良いとは言えません。窃盗犯が侵入してはじめて
 危険を知らされるのではなく、実際は未然に防ぐことが望ましいでしょう。

 窃盗犯は防犯対策がなされていない家を狙おうとします。下見を繰り返すことが多く、
 隙のある家だとわかると実行に移します。捕まってみたら、販売員などを装って訪問してきた
 人物だったという例も少なくないのです。

 最近のインターフォンは、鳴ると同時に録画が開始されるものが多くなっています。
 常に留守中に訪ねてくる人物に注意して、チェックしておくことをオススメします。

 防犯対策はひとつでも外から見えるところにアピールしておきましょう。窓に防犯ブザーが
 設置されていることがわかるようにしておけば未然に防ぐことができるかもしれません。
 「防犯」のステッカー見えるところに貼っておくだけでも効果的だと言われています。





















ウッドデッキはコスパが悪い…
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/08/28 10:00

「ウッドデッキ」にガーデンテーブルやソファーを置いて、お酒やお茶を
飲みながら優雅に過ごす。リゾート地にいるようで憧れますが、実際は思ったほど
使わないという声が多いオプションです。
ウッドデッキは外構設備の中でも初期費用、メンテナンス費用ともに高くなりがちな
ものなので、施工会社にすすめられるまま設置してしまうのは危険です。
ある程度の知識をもって検討しなければなりません。

●安く済ませようとするとかえって高くつく
 ウッドデッキを設置する際は、広さや素材が大切です。椅子を一つ置くだけでいっぱいという
 サイズであれば、掃き出し窓から続く縁台や勝手口に設置してゴミ箱を置くような使い方になります。
 家族みんなでバーベキューなどを楽しむためには、最低でも3帖程度の広さが必要です。
 テラス屋根なども設置しないと、直射日光や雨にさらされて使い勝手が悪くなってしまいます。
 快適に使用するには、設備を整えた方がよいでしょう。
 ウッドデッキに使用する素材にもいろいろありますが、安価なSPF材などを使用すると
 腐りやすく、すぐにリフォームが必要になってしまう場合もあります。
 SPF材とは、ホームセンターなどで安く購入できる軽量で加工しやすい木材です。
 耐久性が低いので、防水、防腐処理が必要になります。
 居住地域や立地環境にもよりますが処理を施しても1年ほどで効果がなくなるので、毎年
 塗布しなければならないでしょう。
 柔らかく、加工しやすい木材は密度が低く、害虫に喰われやすいんですね。メンテナンスを
 怠るとシロアリに喰われて、大切な家にまで被害が及ぶこともあります。
 ウッドデッキを安く済ませようとすると、すぐに劣化して、かえって高くつくことになるので
 気をつけてください。
 広いウッドデッキを設置するなら、シロアリ被害を受けにくく劣化しにくい「ハードウッド」か
 「人工木」がおすすめです。
 ハードウッドのデッキ材として知られているのは「イペ」という熱帯広葉樹の素材。
 高い耐久性があり、雨や湿気の多い環境下でも15〜25年は持つと言われています。
 防腐塗料を使用しなくても腐らない「ウリン」という素材もあります。別名「アイアンウッド(鉄の木)」
 とも呼ばれており、20年はもつそうです。
 それだけに、ハードウッドを使用してウッドデッキを作るとかなりの高額になります。
 ソフトウッドの5倍ほどになるでしょう。
 予算的に厳しい場合は「樹脂木(人工木)」がおすすめです。
 樹脂木とは、プラスチックと木粉を混合して作る人工木で、見た目が天然木に近いものです。
 色の種類も豊富で、比較的リーズナブルです。
 樹脂木は経年劣化による反りや変色も少なく、腐食することもないのでメンテナンスは不要です。
 ソフトウッドのように塗装する手間もなく長持ちするので、コスパはとても良い素材です。
 気温が高くなると、熱くなって裸足では歩けなくなるというデメリットがあるので、
 小さなお子さんやペットがいる場合は気をつけなければなりません。

●ウッドデッキがデッドスペースになってしまう
 庭にウッドデッキがあると見た目もおしゃれで、憧れる人は多いと思います。家族旅行で
 コテージに宿泊したことはありますか?

 そのような場所では、昼食や夕食の時間をウッドデッキで過ごし、
 「マイホームにもこんなスペースがほしいな…」
 「ウッドデッキがあれば休日はいつもこんなふうに過ごせるのにな…」と考えるのです。

 実際、マイホームにウッドデッキを取り入れて、暮らしてみたらデッドスペースになってしまった
 というご家庭も少なくありません。洗濯物を干すなど、日常的に用途がはっきりしていれば
 よいのですが、あった方がおしゃれだとか、バーベキューができるなど、漠然とした
 憧れだけで設置すると後悔する可能性大です。
 使用しなくなる理由の多くは、以下にあげる問題の対策が足りないのではないかと思います。
 ・虫が多い
  草木が多いと虫も多くなります。ウッドデッキの下や周りが土のままになっていると
  湿気が多く、雑草が生えて虫が増えます。ウッドデッキの下は草むしりや掃除が行き届かない
  場所なので、しっかりと下地処理をしておく必要があります。コンクリートやタイルを敷く、
  防草シートを敷くなど、なるべく虫が寄ってこない環境にすることが大切です。
 ・日除けがない
  春から秋にかけて気候の良い時期に使うことが多いので、日除けがあった方がようでしょう。
  ウッドデッキを使用するたびにサンシェードやパラソルなどを設置するのが面倒になって
  使わなくなったという声も聞きます。リゾート地では、少々の不便も楽しめますが、
  マイホームでは、わざわざ準備してまで暑いところで過ごす必要はないと思ってしまうんですね。
  テラス屋根やオーニングなどがあれば、グラスを片手にちょっと出てみたり、こども達の
  遊び場になったりする機会が増えます。
 ・目隠しフェンスがない
  ウッドデッキで過ごしていると、周囲の目が気になります。オープン外構であれば尚更です。
  人目にさらされたところでゆっくりお茶を飲んだり、お子さんを遊ばせたりするのは
  気が引けるでしょう。
  快適に過ごすためには、視線を遮るための目隠しフェンスが必要です。テラス屋根や
  オーニングがあると、隣家の2階からの視線も遮ることができて安心ですね。

ウッドデッキは決して安いオプション設備ではないので、家族にとって本当に有効活用できる
ものなのか、慎重に検討する必要があります。中途半端なものを作ってしまうと、
まったく使用しないうえに、メンテナンス費用がかかって後悔することになります。

これまでの生活スタイルや家族の気質などもふまえて、検討してみてください。











玄関アプローチの素材を侮るなかれ
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/08/14 00:00

「玄関アプローチ」とは、門から玄関ドアまでの通路です。見た目がよいに越したことは
ありませんが、立地環境や家庭の生活スタイルに合わせて考えることが大切です。
来客への気配りも必要ですが、毎日利用するのは家族です。家族の年齢、季節ごとに
注意すること、将来のことまで趣味レーションしながら素材やデザインを考えていきましょう。

●見た目よりも歩きやすさを考える
アプローチに使用する素材にはさまざまなものがあります。まずは代表的なものの
メリットとデメリットを見てみましょう。

・砂利
 防草シートと併用すれば、ぬかるみや雑草を防ぐことができます。DIYが可能で、費用も一番安価な
 方法ですが、広い敷地に使用する場合、4〜5㎝の厚みで敷き詰めるのでかなりの量が必要です。
 落ち葉やゴミを払う際に、少々面倒というデメリットもあります。
 不要になった砂利はゴミの日に出せないので思いのほか大変です。産業廃棄物処理業者などに依頼して
 有料回収してもらうと、安価な砂利でも高い費用がかかってしまいます。

・コンクリート
 駐車場に使用されることが多いコンクリートですが、ぬかるみや雑草を手軽に防ぐことができるので、
 アプローチにも使用されます。
 表面の仕上げにもよりますが、雨の日に滑りやすく、湿気が多い場所に使用すると、
 コケが生えやすいというデメリットがあります。

・タイル
 アプローチでは多く選ばれている素材です。色柄の種類も豊富で、耐久性にも優れています。
 費用は高めですが、コンクリートが打ってあればDIYで貼ることもできます。
 タイルも素材によっては雨の日にとても滑りやすいことがデメリットといえるでしょう。

・レンガ
 西洋風の外構によく合います。レンガは水を吸収し、水捌けもよく、滑りにくい素材です。
 水を吸収するという特性上、湿気の多いところに設置するとコケが生えやすく、それを
 風合いとして楽しむこともありますが、コケが生えると滑ります。
 レンガはDIYで気軽に取り入れられますが、しっかりと下地処理をしないと、
 隙間から雑草が生えてくるので気をつけましょう。

・インターブロッキングブロック
 コンクリート製のブロックをかみ合わせて敷くものです。色や形がさまざまで、デザインの
 幅が広がります。滑りにくく、耐久性にも優れているので、公共施設でもよく使用されています。
 DIYもできますが、地面を平らにして隙間のないようにしっかりかみ合わせないと、
 ガタついたり、雑草が生えたりします。専門業者に依頼すれば、基礎工事から行なって
 もらえるので、あとのメンテナンスもほとんどなく快適です。

・洗い出し
 聞き慣れない名称かもしれませんが、よく目にする素材です。モルタルの間から
 砂利や砕石表面に浮き出ているものです。石の種類によって和風にも洋風にも合わせられて
 表面がデコボコしているので滑りにくい素材です。
 職人技が必要なので、仕上がりに差が出てしまうこともあります。

・枕木
 枕木とは、線路に使用される大きな角材です。ホームセンターで使いやすい大きさに
 カットしてもらったり、カットされている枕木風の木材を購入したりしてDIYする人も多く、
 素人でも扱いやすい素材です。木材なので、腐りやすいというデメリットがあります。

このようにアプローチ用の素材はたくさんあります。費用面では砂利が一番安く、
レンガやタイルは良いものを選ぶほどに高くなります。

●滑りやすい素材は避ける
小さなお子さんや高齢者がいる場合、滑りやすい素材は避けたほうがよいでしょう。
特に傾斜や段差があると、雨の日は滑る危険性が高く、大怪我に繋がることもあります。
「インターロッキングブロック」や「洗い出し」のように表面に凸凹があって
滑りにくい素材がおすすめです。
飛び石を入れる場合は、小さな子から高齢者までの歩幅を考えて安全な感覚にしましょう。
飛び石と砂利の組み合わせは、女性のハイヒールが引っかかったり、凸凹で躓いたりして
歩きにくいこともあります。
また、アプローチに黒いタイルを選ぶと、おしゃれで高級感のある印象になりますが、
雨上がりに砂や泥汚れが目立つことは避けられません。タイル付近に土があると、雨の日に
泥が跳ねてしまいます。 モルタルを使ったタイル張りでは、「白華現象」と言って、
白い汚れが出てくることがあります。すぐに流さないと固まってしまい、黒いタイルはとても目立つのです。
玄関アプローチはデザイン性も大切ですが、家族の安全を考えて、
歩きやすい素材を選ぶことをおすすめします。

●害虫が発生しやすい素材
アプローチに使用する素材の一つとして「枕木」をあげましたが、天然木を使用すると、
シロアリが発生することがあります。庭に枕木を使用する場合は、シロアリ対策は必須です。
枕木として使用される天然木には撥水加工、防腐、防虫処理が施されていますが、
ずっと雨風にさらされているので、効果は無くなってきます。シロアリは土の中にも生息しているので、
防腐、防虫効果が無くなってしまった枕木の下に大量発生していることもあるのです。
住宅の周りに使用していると、住宅がシロアリ被害に遭ってしまう可能性が高いので、注意が必要です。
枕木をコンクリートに埋め込んでしまえば大丈夫なのではないかと思われがちですが、
コンクリートは水を吸収せず、枕木がどんどん吸収するので、余計に腐りやすくなってしまいます。
アプローチや花壇などに使用する場合、木材のように見えるコンクリート製、プラスチック製の
ものを選ぶとよいでしょう。
どうしても天然木を使用したい場合は、必ず防腐、防虫処理が施されているものを選び、
定期的に点検して効果がなくなる前に、メンテナンスや買い替えをすることをおすすめします。






玄関ドアをケチって後悔...
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/07/31 10:00

「玄関は出入りするだけのドア」と考えて、玄関ドアを外からの見た目重視で
選ぶことも多いのではないでしょうか。玄関ドア一つで外観の印象が大きく変わって
しまうこともありますねよね。デザイン性も重要ですが、機能性を考えずに選んでしまうと、
暮らしの快適さが損なわれてしまうこともあるのです。

●玄関ドアの価格の違いは「断熱性」にある
玄関ドアに断熱性がないと、冬は廊下がとても寒くなり、リビングなどの居室のドアを
開閉するたびに室温を下げてしまいます。
断熱性、気密性に優れた住宅づくりの第一歩は玄関ドアの性能であるとも言えます。
居室の窓ももちろん大事ですが、玄関ドアが外気温の影響を受けていては、家の中に温度差ができてしまいます。
特に玄関ホールにトイレがあり、家族に高齢者がいる場合は、玄関ドアに気を配りましょう。
高齢者の居室は1階にあることが多く、夜中にトイレに起きるたびに寒い玄関ホールのトイレを
使用するのは健康に良くありません。
一戸建てにおいて玄関ドアの主流となっているのは、軽くて錆びにくいアルミ素材です。木目調の
玄関ドアをよく目にしますが、表面に木製の化粧シートを貼ったアルミ製のドアもあります。
初期費用が安価なものも多く、予算オーバーにならないように、ここでランクを下げる場合もあるでしょう。
アルミ製ドアは雨にも強く、塗装などのメンテナンスも不要ですが、安価なものは、断熱性が低いことが
多いので、注意が必要です。アルミ製のドアを採用する場合には、ぜひ断熱性が高いものを選びましょう。
玄関ドアの断熱性を高めることは光熱費の削減にもつながります。

●玄関が西向きになるときのドアの選び方
立地条件によって、玄関が西向きになることもあるでしょう。西側は、午後から夕方にかけて長い時間
西日が差し込みますよね。玄関ドアは長く直射日光を浴び続けると、日焼けして変色しやすくなります。
とくにアルミ製のものは、色褪せたり錆びたり、白い斑点がついたりして経年劣化が目立ちます。
見た目だけではなく、日が当たりすぎることによって反りや変形が起きることもあります。
わずかな変形でもすき間ができてしまうことがあるので、すき間風はもちろん、防犯上も良くありません。
また、前述通り、アルミ製のドアは熱が伝わりやすいので、玄関ホールや廊下まで熱がこもります。
リビングの扉を開閉するたびにせっかくの冷房効果が低下してしまうというデメリットもあるのです。
西日は浅い角度で差し込んでくるので、玄関ポーチに庇が短いと十分に防ぐことができません。
出入りする場所なので、簾などでふさいでおくわけにもいきませんよね。
西側に玄関を設ける場合は、できる限り庇を長めにしましょう。90㎝程度の住宅も多いようですが、
1.5m以上あると安心です。玄関に匂いがこもらないように、通気性を確保できる「通風ドア」を
選ぶのも良いでしょう。ドアを閉めたままでも風を通せるので、玄関にこもりがちなニオイや湿気を
防ぐこともできます。その際は、風が抜ける方向にも小窓を設けておきましょう。

玄関ドアの選び方ひとつで、他の居室との温度差がかなり違ってくるので、暮らし始めてから
後悔しないよう、慎重に検討してください。初期費用だけでなく、劣化したり、不具合が
生じたりした時の対処方法を聞きながら選ぶと安心です。

屋外のコンセントや水栓で忘れがちなこと
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/07/17 10:00

屋外にもさまざまな設備が必要ですが、住宅に気を取られて大切なことを
忘れてしまうことがあります。忘れがちなことをまとめたので参考にしてください。

●コンセントカバーで注意したいこと
新築住宅では、屋外に数箇所コンセントが設置されますが、「コンセントカバーはどうしますか?」
と聞かれることがあります。注意したいことは次の2点です。

・外壁と合わなくてかっこ悪い
コンセントカバーは玄関ドア付近に設置されていることも多く、思いのほか存在感があります。
黒や白の外壁であれば、同じ色で揃えたいでしょう。一般的なものはグレーやベージュのような
色が多いので、外壁の色や雰囲気に合わせたものを設置したい場合は打ち合わせの際に話しておきましょう。

・「盗電防止機能」がない
最近ではおしゃれなカバーもたくさん販売されています。どのカバーも防水はしっかりされていますが
盗電防止機能があるか確認しましょう。特に通りに面している住宅では、盗電防止機能のある
コンセントカバーをした方が安心です。携帯電話の充電切れで留守中に屋外コンセントを
使用されたというご家庭もあります。屋外のコンセントカバーを鍵付きにするだけで盗電防止になります。
特に駐車スペースにコンセントを設けている場合は鍵付きにすることをおすすめします。
室内からオンオフができるものもあるので、使用頻度によって選ぶと良いでしょう。

●外構照明は設計時に考えておく
「外構照明」には門灯タイプやアプローチ、庭のライトアップなどさまざまなものがあります。
住宅が完成してからでも工事はできますが、ある程度は設計時に考えておきましょう。
そうすれば、家の中のスイッチで点灯や消灯ができるようになります。
特に門灯やインターホン用の電源は、あらかじめ工事しておかないとコードを隠せなくなってしまいます。
周囲に灯りがなくて門灯が必要な場合や、玄関までのアプローチで足元が暗い場合は、
暮らし始める前に外構照明を設置した方がよいでしょう。

●屋外には「散水栓」よりも「立水栓」がおすすめ
屋外に設置する水栓の種類には「散水栓」と「立水栓」があります。
「散水栓」とは、地中に蛇口があって、フタを開けてホースを繋いで使用するものです。
ガーデニングや屋外の清掃、洗車の時に便利ですよね。一方で、柱状の水栓を立てて蛇口を
つけたものは「立水栓」です。
散水栓は、あっても邪魔にならないという理由で選ばれる場合もありますが、立水栓と違って
地中にあるので、使うたびにしゃがんだり、かがんだりすることになります。
草むしりの途中でちょっと手を洗いたいと思った時でも、フタを開けて蛇口をひねらなければ
ならないんですね。開けっぱなしにしておくと、ゴミや落ち葉が入ったり、雨の日に
泥だらけになったりするので注意が必要です。
立水栓にすれば手洗いはもちろん、バケツに水を入れたり、洗い物をしたりする際に便利です。
また、水栓や水受けとなるガーデンパン(流し)のデザインも豊富なので、庭先をおしゃれに彩る
アイテムの一つにもなります。駐車スペースでの洗車用に散水栓をコンクリートに埋め込んでおくと、
駐車の際に邪魔にならないなどのメリットもあります。そのように「散水栓の方がいい」という特別な
理由がなければ、立水栓にした方が良いと思います。ただ、暮らし始めてから「この場所にやはり散水栓が欲しい」
となった場合、10万円前後の工事費用がかかる場合もあるので、迷った時には両方つけておく選択肢もありです。

屋外水栓の位置は、最も水を使用する場所はどこかを考えて、設計時に決めておきましょう。
対角線上に2箇所あると家のまわりすべてに水が届きやすくなります。
どのような用途で使用することが多いかによって、立水栓の高さやガーデンパンの形状、
大きさなども変わるはずです。ハウスメーカーまかせにせず、使い勝手のよい水栓を選んでくださいね。

土のある庭は手入れが大変
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/07/03 10:00

庭づくりが中途半端で土のままになっていると、雑草がどんどん伸びて手入れが億劫になってしまいます。
雨の日にはぬかるみ、晴れた日には土埃が舞って、玄関周りはもちろん、住宅の外壁も汚れます。
芝生が綺麗に敷かれた彩りのある庭に憧れる人は多いと思いますが、家族のライフスタイルに
合わせて考えることが大切です。

●「花木に彩られた庭」は続かない
マイホームの庭といえば、「花と緑に囲まれたおしゃれな空間」と考える人も多いようです。
庭付き一戸建てで暮らすのがはじめてという人も多いと思います。庭に花木を植えたり、
芝生を張ったりする前に、誰がどのくらいの頻度で手入れできるか、家族でよく話し合ってから
庭のデザインを決めましょう。

ガーデニングが好きで、庭の手入れが苦にならない、楽しめる人にとっては花と緑のある
生活が癒しになると思います。家族の中にガーデニング好きが一人もいないようであれば、
芝生や花木はなるべく避けた方が良いでしょう。
芝生といえば、キレイに生えそろった状態を思い浮かべますが、自然にそうなるわけではありません。
張ってからキレイに生えそろうまで、まめに水やりをして、伸びてきたら草刈りをして、
雑草が生えてきたら草むしりをして...と1年中手間がかかります。庭に植物が多くなるほど
害虫も多くなります。
花壇を作ったり、プランターを並べたりして草花を植えても、花の咲き時期に応じて
植え替えをしなければなりません。キレイに咲かせるための土づくりも大切です。

シンボルツリーを選ぶ際も、隣家への配慮を忘れないようにしましょう。落ち葉が気になるものや
枝がどんどん伸びていくものは、境界線を越えて迷惑をかけてしまうことがあるので
植える場所をよく考えましょう。シンボルツリーの根が配管を傷めたり、台風や強風で
枝が折れたり倒れたりする危険性もあります。
常葉樹は葉が落ちないわけではなく、1年を通してずっと落ち葉があるものなので、掃除の
手間は増えます。また、ずっと日陰をつくってしまうので、冬は寒々しい印象になることが多いのです。

知識がないまま花と緑を庭に取り入れて手入れを怠ると、荒れ放題になってしまいます。
庭で植物を育てるには、1年を通して時間や気持ちにゆとりが必要なのかもしれませんね。
庭仕事が苦手で、休日を庭の手入れに使いたくないという人は、花と緑がなくても
おしゃれな外構を考えましょう。
土のままになっているところには、防草シート砕石を敷く方法もあります。砕石とは機械で
砕いた石のことで、踏んでいくうちに固まっていくので、雨でぬかるむことを防いでくれます。
庭を作る際、水はけのことを考えずに芝生や花木を植えてしまうと、育ちが悪いことはもちろん、
住宅にもよいことはありません。田んぼだったところが分譲地として整備されていたり、道路より
低い土地だったりすると、水はけが悪い場合があります。庭を作る前に、雨の日に水たまりができたり、
土がぬかるんだりしないかどうか、確認しておきましょう。

●水浸しにならないように事前に対策を講じる
引っ越し後、はじめての台風や集中豪雨の後に庭が水浸しになってしまった......という話を
聞くことがあります。そうならないためにも、事前に確認して対策を講じておくと安心です。
足元がぬかるむ程度であれば良いのですが、プールのように水が溜まってしまうような庭は、
何らかの対策が必要です。例をあげておきましょう。

・勾配をつけて水路をつくる
これが一番有効な方法です。高い費用がかかりそうですが、実はDIYもできます。
地面にたまった水を排水するために庭の隅に溝をつくってU字溝などを埋めて、そこに向かって
水が流れるように勾配をつけます。

・コンクリートにする
雨の日のぬかるみだけでなく、雑草対策まで施したいなら、コンクリートを打設するのも
よいでしょう。凹凸もなく、掃除もラクです。ただし、コンクリートは水が染み込まないので、
水たまりができるとコケが生えたり、害虫発生の原因になったりして、不衛生な印象になってしまいます。
水はけをよくするためには、「雨水枡」をつくって雨水を逃さなければなりません。
コンクリートの無機質な見た目が気になる場合は、目地に植栽やカラフルな玉砂利を入れるとよいでしょう。

・4〜5㎝ほどの厚みで砂利を敷く
雨上がりにぬかるむ程度であれば、砂利を敷くことで改善します。コンクリートやタイルは
費用が高額になりがちですが、ホームセンターで砂利を購入して自分で砂利敷き工事を
行えば、それほど費用もかかりません。
靴の中に水が入ってしまうほど水が溜まる場合は、勾配をつけて水路を作るような工事を
した方が良いでしょう。
砂利を敷く際には、必ず土を平らにならして、砂利の厚みを均一にすることが大切です。
また、土の上にそのまま敷いてしまうと雑草が生えるので、防草シートを敷きましょう。
砂利敷き工事は、下地づくりがとても重要なので、丁寧に行うことが大切です。
砂利は安価なものもありますが、4〜5センチの厚みで敷くとなると、かなりの量が必要になり、
重量があるので運ぶのが大変です。厚みがないと下地が透けて見えるので気をつけましょう。

外構工事は急がないで!
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/06/19 10:00

外構設備「エクステリア」とは、建物内の「インテリア」に対して
建物の外側に使用する言葉です。建物以外の設備、例えば門やフェンス、
カーポート、テラスなどをいいます。
外構工事を行うタイミングに決まりはありません。住宅建築を依頼した会社に
外構工事まで施工して貰えば、家の建築費用と外構工事の費用まで含めた
金額で住宅ローンを組むこともできます。

◼︎駐車スペースは住宅建築中に計画する
マイホームを建てる際、当初の予算よりも大幅にオーバーしてしまうことは少なくありません。
外構まで費用が回らず、門やフェンスが作れないまま引っ越すことになる場合もあるでしょう。
暮らし始めるまでに外構工事も完了しているのが一番良いのかもしれませんが、急がなくても良い
のではないかとも思います。
庭は暮らし始めてから徐々に整備していくことができるので、急ぐ必要はありませんが、
駐車スペースは入居前に整備しておかないと、さまざまな不便が考えられます。
土のままになっていると、雨の日に泥だらけになってしまい、自家用車はもちろん
来客の車まで汚してしまうことになります。
そのような失敗をしないよう、駐車スペースの計画は住宅建築中に行うことをおすすめします。
もし、暮らしはじめてから地面に敷く素材を何にするか決めるという場合は、とりあえず
砂利などを敷いておくと良いでしょう。
駐車スペースの地面に敷く素材は、コンクリートの他に、アスファルト、レンガ、枕木などがあります。
費用面ではコンクリートやレンガが思いのほか高額です。レンガは広く敷き詰めるとかなり高額に
なってしまうので、コンクリートにワンポイントといった使い方が良いでしょう。アスファルトは
費用が安くて手入れも楽ですが、施工面積が小さいと割高になってしまうというデメリットがあります。
まずは雨が降っても駐車スペースが泥だらけにならないようにする、外構工事はここからはじめましょう。

◼︎フェンスを構える時は施工会社から隣家に話してもらう
敷地を囲むフェンスは、外から見た時の印象を大きく左右するので、周囲や隣家の状況を見ながら
慎重に作らなければなりません。例えば設計の段階で敷地をブロック塀やフェンスなどで囲むクローズ外構
を計画して、完成してみたら周囲のほとんどがオープンやセミオープンの外構だったという失敗例もあります。
また、高いフェンスをつくってしまって隣家とトラブルになることもあります。
隣家とのトラブルで多いのが、
・日が当たらなくなってしまった、暗くなってしまった
・目隠しになっていない
・我が家のイメージに合わない
などのクレームです。
自分の敷地内だから自由だろうという考え方もありますが、隣家が先にある場合、
施工会社を通じて外構の計画を隣家に伝えておくことが重要です。
こちら側のフェンスがあちら側のリビングの採光に大きな影響を与えてしまうような位置関係であったり、
こちらの庭からあちらのリビングが丸見えになったりする場合、双方が納得するようなフェンスに
した方が暮らしやすくなりますよね。
また、
・境界線内に建てようと思ったら、隣家のものがはみ出している
・同時期に完成していて、相手はフェンスを作る気がない
・隣家と相談したが好みが合わない
・境界杭がなくなっていてどこからフェンスを設置していいかわからない
といったことで隣家ともめることもあります。

マイホームは長く暮らすことが前提なので、ご近所さんとは良い関係を築きたいものです。
隣家と価値観が合うとは限らないので、トラブルになりそうな場合は、まずは施工会社に機能的な面から
話をしてもらうのも良いでしょう。外構工事の際、隣家のものがはみ出しているなど、境界線を
超えている場合は、施工会社や不動産会社に相談して、隣家と話し合いのうえで「覚書」などを交わしておくと
将来のトラブル防止になります。

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